第6回 REGALファンミーティング 開催レポート

2024.06.24


このたび REGAL ファンミーティング初の試みとして、
自社工場の一つである、チヨダシューズ株式会社にて、
第6回 REGAL ファンミーティングを開催しました。

初の工場開催となった今回のテーマは
“『量産』の一言では言い表しきれない職人の手と技” 。

多数ご応募いただいた会員様の中から抽選で、
23名のファンのみなさまにお越しいただき、
実際に靴づくりを見学、体験いただくことができました。

こちらでは当日の様子をご紹介いたします。


PROGRAM


FACTORY

工場見学を実施する前に、座学にて製法の違いや革の特性を学んでいただきました。数ある工場で経験を積んできた熟練の製造部門スタッフより、熱い靴づくりトークをファンのみなさまの前で披露しました。

実際の工場見学では、製造部門及び現役工場従事者が直接製造工程に沿って靴づくりをご説明。 普段は触れることのできない製造過程中の靴やパーツに触れていただき、それぞれのパーツがだんだんと靴の形になっていく様子や、各作業に職人の経験と技術が込められていることを、間近で感じていただけたのではないでしょうか。 

実際の工程をご覧いただいた後、靴の表面を専門の機械で磨く「バフ掛け」と、革を木型に沿わせワニと釘を使って仮止めをする「横釣り」の作業を体験いただきました。(写真は横釣り体験の様子)

横釣りで革を木型に沿わせる際、革を引っ張るための「ワニ」と呼ばれる道具を実際に使って横釣りを体験いただきました。革という非均質な素材を扱うため、この工程は我々本社スタッフにとってもなかなか難しいものでした。真横で同じ作業を行っていた職人の技術の高さをより感じていただけたのではないでしょうか。

HANDS-ON


FREE TALK

フリートークのパートでは、新潟銘菓を片手に和やかな雰囲気の中、工場見学を通じて感じたことや、日頃より当社商品やサービスなどに対して思っていることや期待していることなど、ファンのみなさまのお声を直接お聞かせいただきました。

これからもみなさまに愛される価値ある商品やサービス、体験を提供できるよう、改めて気を引き締め直し、ご期待に応えられるよう精進してまいります。

FACTORY TOUR


靴の甲革に必要な材料を裁断する工程です。一枚の革でも部位によって違いがあり、革の繊維方向によっても強さが違ってきます。革の特性を考慮してできるだけ無駄を出さないよう慎重に裁断していきます。

裁断工程で裁断されたパーツを縫い合わせ、甲革(アッパー)に組み立てる工程です。
革と革をつなぎ合わせる前には、革の端を漉(す)く加工を行うことで、重ねた部分に余分な厚みが出ないよう工夫を行っています。
また、靴ひもを通すハトメを付けたり、ウイングチップのように穴飾りがついたデザインはこの時点で穴あけも行います。

甲革を靴の型となる木型に沿わせて形づけする作業を釣り込みと言います。

革のクセを見ながら木型にぴったりと沿わせるには職人の技術が必要です。その後、底材と甲革を製法によって縫い合わせたり圧着することで、完成に近づいていきます。
 

底材を付け終わった靴から木型を抜き取ります。
仕上げには、ワックスを含んだバフで磨き上げることで表面に自然な光沢感が生まれます。
また、つま先にかけて色が濃くなっている靴やムラ感のある靴はスプレー仕上げやアンティーク仕上げなど、一足一足職人が仕上げをしていきます。

記載した内容以外にも、様々な工程を経て一足の靴が出来上がります。


HIGHLIGHT










SPECIAL MOVIE




Thanks for coming !!

ファンミーティングを通して毎回思うこと。
それは、みなさまが当社のファンであることと同様に、
私たちもみなさまのファンでありたいということです。

足元から寄り添い、みなさまが素敵な人生を歩めるよう、
私たちはこれからも良いものづくりに励んでまいります。

それでは、また次回のREGALファンミーティングで
お会いしましょう!


※記事の内容、商品スペック、価格等の情報は掲載時点のものです。