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プランナーに訊く「あのモデルのデザインワーク」#2 HAMPTON Ⅱ ― 後編 ―

2021.03.24

SHETLANDFOXの歴代モデルを掘り下げて紐解く連載。ファッション好きでもメンズシューズのことは実はよく知らない...そんなブランドSP担当者E子が、開発にまつわるここだけの話を担当プランナーから聞き出します!


E子 前回はハンプトンⅡの開発の過程からデザインアイデア、素材選びなどをお聞きしました。今日は推しのデザインを取り上げ詳しくお話しいただけるとのことで。

邉見 現在ハンプトンシリーズは4つのデザインを展開しています。その中で最もシェットランドフォックスらしいデザインといえばこのパーフォレーションが特徴的なセミブローグダービー。



E子 他のUチップやプレーントウに比べると、どこか上品さが感じられますね。

邉見 そうですね。クラシックなドレスシューズの要素を軽快な印象を与える外羽根デザインに落とし込み、カジュアルな中にもシェットランドフォックスらしさを表現しています。前回ハンプトンシリーズは「ちょうどいいバランスでのラフさ」を元にデザインされているお話をしましたね。ラフさにクラシックを掛け合わせるデザインはあまり他では見られないのではないでしょうか。

E子 なるほど。確かにパーフォレーションがふんだんにあってこのラフな感じはあまり見ないかもしれません。

邉見 特にダークブラウンは気取りすぎない個性的なシューズをお探しの方におすすめしたいですね。



邉見 今の気分なら、リラックス感のあるクロップド丈のパンツにソックスをのぞかせて遊ぶのもおもしいろいと思います。シューズにボリュームがある分、パンツは太すぎない方が大人っぽいクリーンさを出すことができます。僕はグレーのパンツに合わせることが多いですね。

E子 デニムにも良さそうですね!



邉見 ハンプトンⅡにはフラッグシップショップであるSHETLANDFOX 日比谷OKUROJI店限定で販売されているモデルもあるんですよ。

E子 それは特別なモデルですか?

邉見 通常のハンプトンシリーズのラインにはないウイングチップに、印伝と呼ばれる、模様が描かれた革を羽根の部分に使ったモデルです。印伝は染色された革に漆で模様を描く、日本の伝統工芸。この素材を日比谷OKUROJI店のためのエクスクルーシヴなシューズをぜひ作りたいとういう思いで採用しました。メイドインジャパンにこだわるシェットランドフォックスとの相性は抜群でしょう?

E子 これはかなりのインパクト!遊び心のある大人にぴったりというか、履きこなせたらかなりかっこいいですね。



※ウイングチップ/051F SF ブラック・ダークブラウン ¥60,500(税込) (SHETLANDFOX 日比谷OKUROJI店 店頭限定)


ハンプトンⅡ  担当プランナー
邉見 剛


通勤電車ではついつい乗客の足元が気になってしまうのは企画マンの性でしょうか。週末は4人の子供のパパとして日夜楽しく奮闘しております。いつか彼らが大人になった時に誇れる逸品を残したいですね。


※記事の内容、商品スペック、価格等の情報は掲載時点のものです。

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