結婚式に招かれた男性ゲストにふさわしい靴とは?マナーやおすすめアイテムをご紹介!

2024.07.19
フェードあり

結婚式にゲストとして招待されたら、どのような装いで出席すればいいか悩む方も多いのでは。結婚式のようなフォーマルな場には、服装と同じように靴にもマナーがあります。

革靴であれば何でもいい、ということでもないので、ここでは結婚式にふさわしいマナーやおすすめアイテムをご紹介します。


結婚式に出席する男性ゲストの、マナーに沿った靴の選び方



01
靴の羽根の形状

ドレスシューズは羽根の形状によって印象や着用シーンが変わります。羽根とはアイレットと呼ばれる靴紐を通す穴があるパーツの部分を指します。羽根は「内羽根式」「外羽根式」の 2 種類に分けられます。


内羽根式

靴の履き口がV字型に開き、紐で締めるドレッシーなスタイル。フォーマルなシーンに適し、上品で落ち着いた印象を与えます。

外羽根式

靴の履き口が外に開き、紐で締めるスタイル。軍靴用に考案されたと言われ、内羽根式 と比較するとカジュアルな印象をもたらします。


02
フォーマルとされるデザイン

ドレスシューズには紐靴からスリッポンやブーツまで、シーンや用途に合わせ様々なデザインがあります。その中でも最もフォーマルとされているのが内羽根のストレートチップ。結婚式などのフォーマルなシーンにはふさわしいデザインといえます。外羽根のプレーントウはややフォーマル度が下がるものの、ダークスーツなどの準フォーマルなスーツに充分対応します。


ストレートチップ つま先の切り替えが一文字(ストレート) になったデザインのシューズ。切り替え部にはメダリオン(穴飾り)をあしらったものもあります。クラシックなデザイン で、メダリオンのないものほどフォーマルなシーンに適しています。
 

プレーントウ つま先(トウ)に飾りのないプレーンなシューズで、靴の基本形と言われるデザイン。装飾がなくシンプルなデザインで、ビジネスからプライベートなどオールマイティに履ける、汎用性が高いデザインです。
 


03
ふさわしい色と素材

結婚式というフォーマルな場には、靴の色は黒、素材はスムースレザーを選ぶことがベストと言えます。平服の指定がある場合はそれ以外の選択もできますが、マナーとして色は黒、素材は起毛していない滑らかな表面の牛革の靴を合わせるのが一般的です。

スムースレザー

押しや起毛加工がされていない、滑らかな表面を持つ最も一般的な革。しっとりとした深みと上品で自然な輝きが特徴。

コレクテッドグレインレザー

銀面にサンドペーパーをかけ、塗料と合成樹脂で表皮膜を作り平滑に仕上げた革。ガラスのような光沢が特徴。

エナメル

革に光沢を持たせるため、塗料や合成樹脂を塗り平滑に仕上げた革。ドレッシーな印象が特徴。


04
結婚式におすすめのアイテム

STRAIGHT TIP|ストレートチップ


革の仕上げや艶感にこだわったリーガルのベストセラーモデル。つま先にはサイドのシルエットが工具の「ノミ(チゼル)」を想起させるデザインのチゼルトウを取り入れました。またヒールは約35mmとハイヒール仕様に。機能面ではクッション性のあるインソールを使用、踵まわりに厚みのあるスポンジを配置し、足あたり良く仕上げています。光沢感のある艶やかなアッパーがもたらす華やかな印象は、結婚式やパーティーに最適。

つま先に丸みを持たせた、ラウンドトウのストレートチップ。つま先をやや長めに設計しているため、ラウンドトウながら洗練された印象を与えます。きめが細かくしっとりとした質感の上質なレザーは、履きじわが入りにくく美しい見た目の素材です。また、軽量で底の反りが良いため、長い時間身に着けるのに向いています。

ゆったりとした3Eウィズ(幅)でありながら、スタイリッシュなシルエットを保つケンフォードを代表するストレートチップ。艶感が特徴のコレクテッドグレインレザーが華やかな印象を与えます。アウトドアブーツが着想源のオリジナルのラバーソールは、グリップ力に優れた仕様。


PLAIN TOE |プレーントウ

正統派の内羽根式プレーントウ。外羽根と比較すると同じプレーントウでもドレッシーな印象に。エナメル特有の艶やかな光沢は、足元から華やかさを演出します。よりフォーマルな礼服に最適のシューズです。

つま先に丸みを持たせた、ラウンドトウのプレーントウ。つま先をやや長めに設計しているため、ラウンドトウながら洗練された印象を与えます。きめが細かくしっとりとした質感の上質なレザーは、履きじわが入りにくく美しい見た目の素材です。また、軽量で底の反りが良いため、長い時間身につけるのに向いています。

ゆったりとした3Eウィズ(幅)でありながら、スタイリッシュなシルエットを保つプレーントウ。3アイレットのVフロントは外羽根式であってもフォーマル性が高く、結婚式の場に適したデザインです。自然な風合いを生かした革素材は上品な印象をもたらします。


05
カジュアルなパーティや二次会には

平服のパーティや二次会では、前述のフォーマルなデザインや色・素材以外の靴も選択肢の一つです。スーツやジャケット・パンツに合わせて靴をコーディネートするのも楽しみの一つでしょう。ドレスコードの指定がなくても、ホストより目立たないダークカラーが無難です。


06
結婚式に不向きな靴

結婚式に不向きとされている靴はデザイン性の高いデザイン、カジュアルすぎるデザイン、スニーカータイプやブーツなどです。二次会であってもこれらのデザインはマナーの観点から避けた方が無難です。

会場やホストとの間柄によっても選び方が変わる結婚式の靴。迷ったら最もフォーマルとされる「黒のストレートチップ」を選ぶと間違いありません。

ゲストとしてマナーを守り、きちんとした身だしなみでおめでたい日をお過ごしください。


※記事の内容、商品スペック、価格等の情報は掲載時点のものです。

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