2023-3-31
入荷してすぐ購入したローファー「22DL」 約1か月経ちましたのでレビューをしてみたいと思います。
<メンズ>22DL BF ブラック ¥28,600 (税込)
購入してから1か月、かなりの頻度で履きました。
まず驚いたのが、履き始めた初日に何の違和感もなく、靴擦れも全くしなかったこと。
いつもならローファーは初めは靴擦れ覚悟で履き始めますが「22DL」は初めから快適でした。
型が”僕の足に合っている”というのも大きな理由の一つであるため、個人差はあると思います。
また、後述しますが細めな印象のつくりなため、僕のようにこれまでなかなかないぐらいのフィット感で履ける方も多くいるであろう反面、きつくて履けないという方もいらっしゃると思います。
ここからは、この靴の特徴となる要素をご紹介していきます。
まずはこの商品の底材、ヴィブラム社のガムライトソールです。
すっきりした見た目ながら、軽く、柔らかく、屈曲性がとても良いソールでとても履きやすいです。
屈曲性が良いという点でローファーデザインでもかかとがついてきやすく、その点がマッチしているなと感じました。
アンラインドというと分かりにくいですが、靴の内貼りがない仕様です。
かかととつま先部分は補強がしてありますが、それ以外の部分は革一枚となっておりこれにより抜群のフィット感と馴染みの良さが得られます。
前述の底材の特徴とも親和性が高く、アンラインド仕様かつ底材も屈曲性が良いことで、足にとても良くフィットして履きやすいです。
写真左:今回紹介する「22DL」
写真右:タッセルローファー「12VR」
この「22DL」、結構細いです。
僕は足が細く、普段靴選びに苦労しています。
特にローファーのようなスリッポンが好きで何種類も持っていますが、大体のものはそのままだとゆるいのでインソールを入れたり、甲にパットを貼ったりと微調整をして足に合わせて履くのですが、「22DL」は調整なしで丁度よく履けています。しかもかなりぴったりはけており感動しています。
ここで少し参考までにお話しておきたいのは、
”細い靴”
”甲が低い靴”
と聞くと、履きにくそうと感じる方も多いのではないでしょうか。逆に、
”幅広・甲高の靴”
と聞くと履きやすそうと感じる方が多いのではないでしょうか。
足の幅が広い方に関しては、これは正しいです。
しかし、足幅が細い方や普通の方が幅広の靴を履くというのは幅や甲できちんと足を止めてあげられなくなるため、靴の中で足が前滑りしてしまったり遊んでしまい、かえって靴擦れしやすくなったり、踏ん張ってしまって足に余計な力が入ってしまうため疲れやすくなったりもします。また幅周りに余裕があるということは屈曲した際のシワも大きく入りやすくなり、革への負担も大きくなるため革の持ちや見た目にも影響します。そういった理由から、
幅広・甲高の靴=履きやすい というのはあまり正しくなく、
足が細い方は細い靴
足が普通ぐらいの方は普通ぐらいの靴
足が広い方は広い靴
とそれぞれの足に合ったものを履くのが履きやすく、長持ちし、きれいに履けるのです。
よく考えるとあたりまえなのですが、どうしても幅広の靴=履きやすいというイメージが先行してしまっている印象があるのでお伝えさせていただきました。
細い~細めの靴というのは履けない方も多くなるため、既製靴ではあまり多くないのが現状ですが、日本人の足は生活様式や食生活の変化により、若年層の方は細長い足の方も増えてきています。
リーガルの最近の靴は、かかと周りや甲周りの絞りが効いてる商品も増えてきており、足が細くなっている日本人の若者に合う靴も見つけやすくなってきています。今回の「22DL」はその中でも細い部類に入るので、これまでローファーを履きたいけどうまくサイズが合わない、かかとが抜けてしまうという方の中で、足が細め、甲が低めというのが理由でそうなっていた方は今までにないフィット感でお履きいただける可能性があります。
履く人を選ぶという点では注意点としてお伝えしたいところではありますが、前述した理由から一概にデメリットかというとそうではなく、ローファーは他にも種類はありますので、その中で自分に合う型を選びやすくなったという点で、大きなメリットとと思っています。
主に特徴や履き心地の面を取り上げましたが、見た目、デザインに関してももちろんかなりおすすめです。
シンプルで上品なローファーは色々なコーディネートにマッチし、コーディネートを格上げしてくれます。
”細めなので多少の相性が出ます”
という点だけは注意点としてお伝えしておきたい点ですが、合えば本当に履きやすいです。
ぜひ試してみてください!
↓参考までにコーディネートも載せておきます。
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