REPAIRリペア

ファクトリー

修理靴の80%を担う千葉県柏市のファクトリー。
リペアだけでなく、既製のリーガル商品を製造している工場です。修理靴も既成靴と同じ製造ラインで、品質第一で一足一足丁寧な仕事で仕上げています。

リペアパーツ

リーガルリペアでは、各種修理で、規定のパーツが使用されます。現在まで製作された数百種の木型が保管され、修理対象となる靴のソール交換の際にストックから同じ木型を使用します。ソールやヒール、中敷も同様に、サイズごとに数百種の純正パーツをストックしています。

※ 純正パーツがない場合は他品番の代替パーツを使用する場合があります。

ソール剥がし

ソールの張り替えが可能なグッドイヤーウエルト式製法。ソールの張り替えでは「包丁」と呼ばれる刃物を使って縫い糸を丁寧に断ちます。ソール剥がしはリペアの工程においてもっとも重要な作業で、高度な技術が必要とされます。

中底交換

ソールの剥がしを終え、バラされた中底。ソールの張り替えでは一度バラされたパーツを新しいパーツに交換し、再度組み立てていきます。

※ 製法により構造が異なり、中底が無い場合もあります。

釣り込み

ソール剥がしと並び、釣り込みは修理においても重要な工程で熟練した高度な技術が必要です。「ワニ」と呼ばれる金づちとペンチが一体になった製靴用の特殊な工具を使い、一足一足を時間を掛け釣り込んでいきます。甲の革を木型に沿って引っ張り、ひと釘ずつ甲の革と中底を木型に仮り止めします。

ミシン

ステッチ切れやモカのほつれを直すミシンの工程。
「八方ミシン」という360度の方向に針を動かして縫うことが出来る特殊なミシンで、必要に応じて補強をしながら縫製していきます。

検品

リペア最後の工程が検品。靴の内部に手を入れて触診、また懐中電灯を照らし異物が靴の奥にないか、左右のバランス、仕上げ等に関して目視でチェックをします。