社員インタビュー

調達

生産管理部 資材課M・Hさん 2013年入社

2013年 生産管理部 資材課

革の研究と趣味の靴作り
経験が仕事に直結

大学では革の研究をしていました。同時に、趣味としてオリジナルの革靴の製作も行っていましたので、当時の知人の紹介もあって、たくさんの機会や経験を得られると思い、国内革靴業界トップである当社への入社を決めました。
現在は、主に甲革の検品や、不良・トラブルの解決が業務の中心です。自社工場に送る甲革を1枚1枚目視で検品し、不良がないか、当社基準に値する革であるかを判断しています。また、不良があった場合には検品での経験を活かした対応を行ったり、新製品開発にあたって、想定される不良の可能性とその対処などの提案もしています。同じような業務を、甲革だけでなくヒールや一部の機械部品についても行うこともあります。

検品でトラブルを未然に防ぎ、他部署との連携でスムーズに解決を

検品は、とても難しい仕事であると感じています。新しいものを作る・提案するという業務とは違い、「悪い材料を納入しない」という仕事は、失点を防ぐような“保守的”な意味合いが強くあります。どれだけ事前に想定していたとしても、不良トラブルが完全になくなることは、おそらくありません。そのため、もしそのような事態が発生したときには、できるだけ迅速・最小限に収められるように、他部署や工場などとうまく連携をとること。それが業務の鍵になると感じています。

材料や製法の品質の良さを伝えお客様に満足していただきたい

当社は日本の靴業界で大きな位置を占める会社であり、自社で使う甲革材料の全てを検品するというこの仕事は、とても貴重で重要なものであると考えています。材料だけでなく、製法なども含めて実際の生産に携わっていると、当社の製品は本当に丁寧に作られた、高価値の靴であることを実感します。しかしながら、その材料の良さや丁寧な製法による高い品質が、まだまだ世の中に伝えきれてないようにも感じています。お客様に材料の良さによる高い耐久性や独自の表現がもっと伝わって、安心・満足してお買い上げいただけるような体験につながっていければと思っています。また、素材ごとの特徴を理解していただくことが、正しいメンテナンスやお客様の靴への愛着につながっていくといいですね。

わたしのとっておきの一足

作ることで新しい学びを得られた自作の革靴

実はこの靴、以前に自分自身の木型で製作した自作の靴なんです。使用した革もお気に入りで、「マスターリーガル」シリーズと同じ革を個人で購入しました。実際の商品と同じ革を使い、自分の手で作るという経験をすることで、ふだんの業務だけでは分からない多くの気づきや学びを得る機会にもなりました。

ONE DAY

  • 6:30

    起床、朝食

  • 8:30

    出社後、メールチェック・伝票処理など

  • 10:30

    会議

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    移動、取引業者にて検品など

  • 17:00

    退勤、買い物・帰宅

  • 19:30

    夕食

  • 23:00

    就寝

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