製造
チヨダシューズ株式会社 製造部長H・Gさん 2016年度入社(キャリア採用)
2016年 製造部 製造一課
2020年 チヨダシューズ株式会社
生産工場で取扱いの難しい革を相手に品質を守って作り続ける
本社の製造部勤務を経て、現在は新潟県内のグループ生産子会社に出向というかたちで製造部長をつとめています。製品の品質管理、シーズン開発品のサンプル作製を主に行っており、製品が設計通りに作られているか、品質に問題がないかなど、現場により近い目線で問題点を抽出し、解決できるように心がけています。実際に生産作業を手伝うこともあります。
革は天然素材ゆえにひとつとして同じ材料はなく、取り扱いにも難しい局面があります。それを長年の経験による創意工夫で解決していく、一筋縄ではいかないモノづくりに、私は面白さを感じています。
機械ではかなわない繊細な手作業工程
品質を支える技術を次世代に
靴づくりの世界でも生産工程のオートメーション化が進むいっぽうで、当社製品では機械ではできない繊細な手作業による工程が少なくありません。一見すると時代に逆行するように思われがちですが、特に生産工程での細かな微調整などは、まだまだ機械は手作業に敵わない点も多く、当社の工場においては品質を支える貴重な“力”となっています。このような技術を次世代に継承していくことも、最重要・最優先課題であると感じています。
皆がそれぞれの「ずっといい」を探求し、創造し続ける
当社の強みは、革靴業界では少ない製造小売業(SPA)であること。グッドイヤーウエルト式製法を筆頭にさまざまな製法を扱っていること。修理して履き続けられる靴を作っていること……他にもまだまだ挙げられます。皆がそれぞれ「ずっといい」ものが何かを考え、創造しています。私自身も、「ずっといい」ものとは、素材なのか、デザインなのか、組み立て方なのか、それとも未だ知らないものなのか……日々創造しながら業務に取り組んでいます。自分だけの経験に頼らず、部署間を越えて皆さんと同じベクトルでチーム一丸となり、「ずっといい」ものを探求していきたいと考えています。
父から譲り受け、革靴の心地よさを教えてもらった逸品
学生の頃に父から譲り受けた革靴が、『REGAL』との出会いでした。あまり期待せずに履き始めたものの、革中底が自分の足型に沈み込む快適さ、履き込むほどにアッパーが足になじんでいく経年変化など、私の知らなかった革靴の心地よさを教えてくれました。底面が革になっていて、寒い日は靴底から湯気が出るほどの通気性に驚いたのも覚えています。何度も修理して履き続けられたことも、この靴に愛着が湧いた理由のひとつです。
時代に左右されないデザインでもあり、まだまだ後世代に残っていく逸品だと思っています。
6:30
起床
7:30
出社後、メールチェック
8:00
品質チェック
10:00
本社とテレビ会議
12:00
昼食
12:45
作業の手伝い
15:00
サンプル開発品のチェック
17:05
退勤、友人とフットサル・食事
21:00
帰宅、就寝
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